不動産投資を始めたいと考えたときに、あなたはまず、どういった行動を取りますか?
- 不動産投資のセミナーに行く
- 不動産投資の本を読む
- 不動産投資の収益物件を検索して問合せしてみる
- 不動産投資を実践して成功している人のブログを読む
初心者の方が最初に取った方がいい行動としては、「2の不動産投資の本を読む」または、「4の不動産投資を実践して成功している人のブログを読む」です。
セミナーに行ったり、物件検索するのは、本を読んだりブログを読んで、最低限の知識と投資手法がある程度見えてきてからでいいと思います。
そこで今回は、100冊以上の不動産投資関連の本を読み漁ってきた私が厳選したおすすめの7冊を紹介したいと思います。
初心者の方の心構えについては、不動産投資で失敗しないために学ぶべき心構え【要注意です】で解説しています。
不動産投資で失敗しないために学ぶべき心構え【要注意です】
不動産投資の初心の方向けに失敗しないための心構えをお伝えしていきます。 この記事を読んで頭に入れてから行動することで無駄な行動を省くことが出来たり、 業者のカモにならないようになることを願っています。 ...
数ある投資手法の中から自分に合う投資法がまだ決まってない方は、不動産投資の初心者におすすめの投資手法とは?【現役の投資家が10つの投資方法を解説】で解説しています。
不動産投資初心者におすすめの投資手法【10つの手法を解説】
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すでに投資手法が決まっており、物件検索ができるおすすめサイトを知りたい方は、収益物件を探す方法【おすすめの検索サイトまとめ】で解説しています。
初心者が収益不動産を探す方法【おすすめの検索サイトまとめ】
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目次
ロバート・キヨサキさん:金持ち父さん貧乏父さん/キャッシュフロー・クワドラント
不動産投資を始めるにあたって、絶対に読んでいただきたいのが、「金持ち父さん貧乏父さんシリーズ」の二冊です。
この本を読むことで、不動産投資がいかに優れているビジネスであり、投資なのかが学べると思います。
金持ち父さんと貧乏父さんから学んでいくストーリーになっていて、のめり込んで読んでしまう内容になっています。
■貧乏父さん
本の中での貧乏父さんは、公務員で年収も安定しているいわゆる真面目なサラリーマンです。
巷のサラリーマンの方や中小大手企業の社長などの経営者たちもここに該当します。
労働することで、年収や役員報酬といった対価をもらっており、病気や不慮の事故にあってしまい、労働できなくなると収入はなくなります。
お金のために働いている。
■金持ち父さん
不動産投資やビジネスに投資をし、労働せずに、億万長者になっている。
貧乏父さんとは対極的で、お金のために働くのではなく、お金を働かせることを教えてくれています。
また、二冊目のキャッシュフロー・クワドラントでは、「ESBIの4つの働き方」を説明しています。
E:Employee (労働者)
S:Self-employee (自営業者)
B:Business owner(ビジネスオーナー)
I:Invester (投資家)
続編なので、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでから読むとさらに理解が深まるので、お勧めです。
サラリーマンや企業の経営者の多くは、労働者なので「E」です。
サラリーマンを辞めて、飲食店を経営したり、小さいながらも会社を経営していたりする場合は、「S」の自営業となります。
そして、飲食店や会社が軌道に乗ってきて、有能な従業員に経営を一任することで、現場には出ることがない、ビジネスオーナー「B」となります。
跡継ぎがいない企業を買収して経営をするのも、「B」に該当すると思います。
労働をしていないことが、「S」との大きな違いであり、ロバート氏が伝えたい「お金のために働くのではなく、お金を働かせること」の一つです。
そして、最後の「I」は投資家です。
不動産投資は、「I」に該当しますが、不動産賃貸業であり、ビジネスだと考えています。
不動産投資を投資の思考で考えるのではなく、ビジネスの一つとして捉えると、経営者的思考も培われますので、別の新規事業をする際にもかなり生きると思います。
紺野健太郎さん:最速でお金持ちになる絶対法則
紺野健太郎さんの本はかなりの良書なので、一番おすすめしたい本です。
紺野さんは100万円CF倶楽部という会員制の大家の会の創設者でもあります。
この本のおすすめのポイントは、年収別に使える金融機関が記載されており、非常に分かりやすく、初心者の方が自分が使える金融機関を学ぶのに最適です。
紺野さんは、CFを重視した投資法をしておりますが、一都三県または、関東圏で積算以下の物件を買うことを手法にしています。
不動産投資の初心者におすすめの投資手法とは?【現役の投資家が10つの投資方法を解説】で解説した一都三県築古アパート・マンション投資を得意としています。築古を得意としてますが、現在は新築も取り組まれているようです。
CF倶楽部は現在は新規会員を募集しておらず、活動も年一回くらいと頻繁に活動しているわけではないので、私も倶楽部会員というわけではないのですが、地主でもなく、年収300万からメガ大家になった数少ない成功者の一人ですので、非常に尊敬しています。
本を出している投資家の仲間も多いので、個人的な感情は挟まずに紹介していきますが、紺野健太郎さんは人格的にも投資家としても信頼できる方なので、その方が書いた唯一の本なので、迷わずにおすすめできる良書です。
石原博光さん:まずはアパート一棟、買いなさい!
この本は私が一冊目に読んだ本です。
石原さんは日本に不動産投資の言葉がないような時代から不動産投資をしており、不動産投資の第一人者の一人です。
現在は、アメリカに移住し、アメリカで不動産投資をされております。 内容は初心者にもわかりやすく、不動産投資についてまとめられています。
年収が低い人でも融資を受けてアパートを購入できる方法があることを教えてくれた思い出深い本です。
不動産投資の初心者におすすめの投資手法とは?【現役の投資家が10つの投資方法を解説】で解説した地方築古アパート・マンション投資でおすすめの本です。
村田幸紀さん:家賃収入が1億円になる不動産投資の神ワザ
不動産投資の初心者におすすめの投資手法とは?【現役の投資家が10つの投資方法を解説】で解説した地方RCマンション投資の本です。
この投資法をできる方は限られます。
金融資産が2000万円以上あり、年収も高い方で、地方RCマンションを購入して、一気に拡大していきたい方はおすすめの本です。
ただ、この投資法はロッドの大きい5000万~1億円の物件を購入していく手法ですので、個人的には、一件目は3000万円以下の小さい物件から経験を積み、村田さんのロケット投資法に進まれるのが良いと思います。
初心者向けではありませんが、村田さんの経済的自由を手に入れる会にもいらっしゃる才津康隆さんのヒアリング不動産投資もかなりの良書でおすすめです。
木下たかゆきさん:最速で億を稼ぐ!不動産投資「成功の原理原則」
地方築古アパート・マンション投資の本です。不動産投資の初心者におすすめの投資手法とは?【現役の投資家が10つの投資方法を解説】でも解説してます。
ジャイアンこと、ギガ大家の木下たかゆきさんの著書です。
地主の祖母から空室だらけの文化住宅を相続したことから不動産投資を始めることになり、ぼろぼろの文化住宅に泊まり込むなど、気合と根性で満室まで持っていったりと、彼の強気の発言や思い切った行動には、刺激を受けることが多いので、選ばせてい頂きました。
クラブジャイアントいう年間100万円近い大家の会を開催したり、初心者向けにオンラインサロンを開いたりと、不動産投資以外の収入も数千万円はあると思います。
不動産業界は、古い慣習が根強く、いまだにFAXでのやり取りしかできない業者もいる中で、川島塾の流れを学び、不動産業界に取り込み、成功されています。
社員を雇って、物件検索などを仕組化しており、彼が行うのは買うかどうかの最終決断だけで、それ以外は海外に行ったりして、自由を満喫しているようです。
成功のためには、マインドセットが必要不可欠ですので、一読されてみてはいかがでしょうか。
村上祐章さん:常識破りの「空き家不動産」投資術
廃墟不動産投資の創始者である村上祐章さんの本です。
空き家を抱えて困っている所有者(以下オーナー)を探し出し、2万円で借りて、5万円で賃貸に出すことで差分の3万円を賃貸収入として得る投資法です。
借り入れが必要ないので、低リスクで、お金を働かせることが可能です。村上さん自身もこの方法で、100万円以上の所得を得ています。
村上さんのセミナーは、何度か行っていますが、メンタルブロックを外すためにタワーマンションに突撃して、「無料でタワマンをもらえないか交渉」したり、民家に訪問して「ご飯を食べさせてもらえないか交渉」したりと非常に面白い企画をされています。
まとめ
不動産投資を始める前に、まずは本を読んで学びましょう。
100冊読んでもまだまだ分からないことや新しい発見があります。
セミナーに行ったり、不動産業者に問合せするのはそれからでも遅くありません。
本で基礎を学び、気になった方のセミナーに行ったり、FacebookやHPからその方にアプローチしてみるのもいいと思います。