中国人観光客は、海外でも日本国内でもいい意味でも悪い意味でも注目の的です。
「自己中」や「爆買い」などの悪いイメージが強いのは、中国人観光客の行いによるものだと思います。
ニュース番組などテレビでも中国人観光客のマナーの悪さは度々取り上げられていますが、
海外における反応についてもどうなのか見ていきたいと思います。
目次
台湾における中国人観光客への反応
中国人は台湾を中国とは認めていないと中国人の友人から聞いたことがあり、
同じ中国人なのに微妙な距離感があるのが両者の関係です。
また、こちらでも旅行でのトラブルは絶えないようです。
まずは、台湾側の意見を見ていきます。
台湾の民泊経営者からはこんな悲鳴の声が上がっています。
「お金持っているけど、横暴でケチ」「何かあると大声で怒鳴るから怖い」
また、台湾のタクシードライバーからもこんな声が上がっています。
「とにかくケチなので、毎回と言っていいほど値切ってくるのですが、断ると大声で怒鳴るので怖いから乗せたくない」
次に中国側です。
中国人にとっては、別荘感覚で台湾へ旅行へ行く人も少なくないようです。
同じ民族ではあるが、本土の中国人からすると台湾人は、格下の存在であるようで、
独立していると勘違いしている台湾人を見下している傾向にあります。
韓国人における中国人観光客への反応
韓国でもマナーが悪く飲食店や宿泊施設でのトラブルは絶えない。
韓国の宿泊施設の経営者から上がっている声を紹介します。
「お金を使ってくれる存在であることは間違いないが、トラブルが絶えないので、中国人観光客に泊まらせるくらいなら空いてるままでいい」
上記は韓国への中国人観光客の評判であるが、移住してくる中国人も増加している。
移住する中国人の多くが、朝鮮族と呼ばれる朝鮮民族系中国人である。
朝鮮族は、言葉は韓国語を話すが、基本的な言動や考え方は中国人と近しくプライドが高く、負けん気が強い。
それ故に韓国へ移住する朝鮮族はトラブルが絶えないというのだ。
フィリピンからみる中国人観光客
それでは、中国人観光客も多く、中国製の生活品にあふれているフィリピンではどうなのか見ていきましょう。
ここでも同じく、マナーの悪さは目立っており、フィリピン人からの印象も良くないとのこと。
ゴミのポイ捨てや周りを気にせずに騒いでいたりの声があり、日本で報道される印象と全く同じであるようだ。
また、多く出回っている中国製の商品に関しても安かろう悪かろうで、評判は高くはない。
化粧品や食品は直接的に人体に影響を及ぼすものであるため、フィリピン人の多くは敬遠しているようになっているそう。
中国人観光客のマナーの悪さに非難殺到
ここでは私が不動産投資(賃貸業)をしてきて中国人入居者と接してきて感じた印象や事例をいくつか紹介していきたいと思います。
モンスター中国人入居者【実体験を語る】
これは私のシェアハウスへ入居した方で、モンスター入居者だったので、最終的には強制的に退去をしてもらった事例です。
中国人観光客の話ではなく、長期滞在の話ですが、中国人の方の話なので、紹介します。
先に言っておくと、私自身は中国人の友人もいますし、基本的には中国人の方に対しては否定的ではありません。
しかし、モンスター入居者が多いのは間違いないので、今後の賃貸経営をしていく中で、入居するハードルは上げざるを得ないと思ったのがこちらの事例です。
それでは見ていきましょう。
悪行の数はたくさんありますが、キッチンを使っても共有物を洗わない、使い方が汚いなどの、
他の日本人入居者から幾たびとなくクレームや相談を頂くことがありました。
また、なんといっても、日本人入居者へ脅しのような行為をしていたことが発覚したので注意したところ、
相談をくれた日本人入居者2人へ、
「なんでチクったの?ありえない」
と怒鳴って脅す始末でした。
オーナーの私に対しては、気さくで良い方でしたので、双方から事情を聞いて改善のお願いをしましたが、
「自分は悪くない。むしろ私が日本人から脅されている。オーナーは日本人だから日本人を信じるのか」
と反省の色も示すことありませんでした。
脅された日本人入居者のうち一人の退去が決まってしまったことがきっかけで、
対処しなければまずいと思い、モンスター中国人入居者にも退去のお願いをしました。
すぐに出て行ってくれたのですが、その後も弁護士に訴えるとLINEの嵐が続き、
数百万の立ち退き料を請求すると私自身も脅されたのですが、こちらは法に則って対応しているので、無視しています。
日本人入居者の退去に伴う損失も請求したいくらいですが、
保証会社からの保証料で違約金も賃料一ヶ月分保証されたので、現時点では解決しています。
子供へ場所を選ばす放尿させる
噴水や手洗い場などの公共の場所で子供に放尿をさせるとニュースでやっていました。
噴水で放尿することで、フィルターなどに雑菌が繁殖し、修理しないといけない可能性もあり、
器物損壊罪にも該当するような事例ですよね。
深刻なゴミ問題
例えば、タクシーの中にゴミを置いて行ったり、他人のマンションへ勝手にゴミを投棄することがあります。
基本的に「自分さえよければ良い」というのが根底にあるので、人の迷惑を考えないようです。
立ち入り禁止の世界遺産で写真撮影
日本でも人通りの多い交差点で中国人からなりふり構わず、スマホで記念撮影。
なんて光景も多く見かけますが、その行動は立ち入り禁止の世界遺産でも変わりません。
立ち入り禁止の場所でも変わらず、「自分さえよければ良い」という考えのもと行動しますので、こういったトラブルに繋がっています。
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